蔓延する退屈

Posted by 砂鉄 on 11月 5th, 2011 filed in ドイツ語記事

「退屈だ。」

退屈が蔓延してきている。そして子供たちに退屈な人間になるための教育を施し続けるのは何故なのか。

Das Beste aus aller Welt
http://sz-magazin.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/35249

なぜ子供を退屈に押しこめてしまうのか

記事の最後の文章が良かったので引用します。

Warum sind wir so? Weil wir Angst haben, dass unsere Kinder nicht funktionieren könnten, dass sie keine Karriere machen und zu wenig Geld verdienen. Wir haben keine Angst davor, dass sie langweilige und uninteressante Menschen werden. Warum nicht? Weil wir das selbst sind.

意訳「私達は自分の子供がキャリアを積んで、お金を稼げないのではないかと心配をするのに、子供たちが退屈で面白みのない人になってしまうのではないかという心配はしない。 何故か? 自分たちがそうだからだ。

ちょっとドイツ語の解説

文中で”gelangweilte und langweilige Menschen”という表現が出てきますが gelangweilt と langweilig という単語は似ているようですが全く意味が違うので注意しましょう。

ドイツ語をはじめたばかりの人がよくしてしまう間違いが「退屈だー!(=私は退屈している)」と言いたい時に “Ich bin langweilig!”というのがあります。これは「私という人間は退屈です。」という意味になっちゃいます。自虐する時ぐらいにしか使いませんね。日本でも自虐ネタは使うどころが難しいですが、欧米だと更に難しいと言うか単なる僻みにしかならないので普通は使うことがありません。

「退屈だーー!」と言いたい時は “Mir ist langweilig!” か “Ich bin gelangweilt!” を使いましょう。

同じ系統の間違いとしてドイツの寒い冬に “Mir ist kalt!(寒い!)” というべき所を “Ich bin kalt!(私はお寒い人間です!)” と言ってしまうものがあります。 まあ、ドイツ人にそう言っても「ああ、間違えて覚えてるんだな。」とそこから会話が広がったりするので特に問題ないんですけどね。

一番ダメなのが「恥を書くから間違っちゃいけない!」と何も喋らなくなることです。

単語

kotbespritzt:クソが飛び散った
der Ibis:トキ(鳥)
die Zwetsch:プラム
sterbenslangweilig:死ぬほど退屈な
der/die Untote:ゾンビ

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